Yellow Green Mechanical

八神きみどりが文章を書くブログです。主に読んだ本や、観たアニメや映画の感想を備忘録として綴ります。

だいたいブログ書こうと思ったときは精神的に切羽詰まっていることが多い

気がしますね、いやマジで。

 

年が明けて新年度にもなって、はぁホントに時間の流れ速いわぁとか思ってたら前回記事を書いたのがちょうど半年前だった。

別に誰に何を発信するわけでもないブログだし誰が楽しみにしているわけでも固定読者がいるわけでもないのでその辺の心配をするつもりはこれっぽっちも無いのだが、半年も更新の間隔が空くとブログにも微妙な変化が現れる。あの、「このブログは〇日以上更新されていません」みたいなやつが表示される。確認してみたら90日以上更新されていないと表示されるみたいだ。もし表示されてなかったらバックスペース連打によって虚空に飲まれる話題だったからちゃんと表示されてて安心した。いや、安心してはいけない。何せそれを消すために今こうしてブログを書いているのだ。己の無気力と向き合うために……。

 

というわけで、無気力です。別に改まって書くことでもないが……。

別にこの半年間まったく無為な時間を過ごしていたわけではないのだが、具体的には本を読んだりアニメを観たり映画を観たりといった僕の脳にあれこれを入力するための行為は結構欠かさずにやっていた。特別URLを貼ったりはしないが、小説を書いて投稿サイトに連載するなどということもやっていた。まぁ、更新が止まって一ヶ月ほど経っているが、なんだ、それまでせっせと行っていた入力したあれこれが尽きてしまったなぁと思ったので気分を入れ替えるためにそちらに集中していたらいつの間にか無気力な人間としてせっせと時間をドブに棄てていた。改めて思い返して列挙してみて、自分でも愕然としているが。

そうなるにあたって自分の中で何かしらの変化があったのだろうとは思うが、正直あまり心当たりが無い。心当たりが無いままに時間をドブに棄てるのはとてもつらいので、それを食い止めなければならないと思ったワケだ。この「ブログを書く」という行為がそれを抑止するために働いてくれるのかどうかは定かではないが、人間は、いや、人間に関わらないが、過去に成功に結びついた行動を反復する習性があるように思うので(名前がついたもののように思ったがパブロフの犬やオペラント学習は少し違うように思うし、合っているようにも思うのでわからん。エポニムを総当たりしてみるべきか)、僕もそれに従ってみることにした。別にブログを書くことで即小説を書けるモチベーション!みたいなことにはならないとは思うが、まぁ何事も試してみなければわからない。少なくとも、前回ここの更新が止まったあたりで何かしら心境の変化はあったように思うし、そうなっていきたいなぁという意図が多分に含まれるブログ更新体験になっていければと思っている。少なくとも、今流行りのバーチャルユーチューバーのアーカイブを垂れ流しながら延々パズルゲームをやっている状態よりは随分マシに思う。あ、ちなみに僕は主ににじさんじ所属の物述有栖さんを応援しています。その話は……、する機会あるのか?無いことを願いたい。

とか書いている間に1000字くらい書いているらしい。1000字なんてまぁ脳直で書けば10分以内で書けてしまうしあっという間といえばあっという間だが、それにしたってあんまりな情報密度なので自分でもガッカリしている。別に実のあるお話を誰かに届けたいがために書いているものでもないので気にする必要は無いが、なんだろう、もう少し自分の心理状態をちゃんと分析したい。そういう本を買ってくると良いのだろうか。心理学についてはちゃんと勉強したいなぁと思っているのだが、本を買ってくるに至っていないのが現状だ。あ、そういえばこの前久しぶりに新書なんてものを読んだが、ラノベや文芸作品などばかりを読んでいた弊害か、完全に読み物として消費してしまって難しさを感じてしまった。別に全然お堅い本ではなかったが、その都度書かれていることに面白がったりつまんないと思ったりするだけでは勿体ない種類の本なのではないかと思ったら、もっとちゃんとした(ちゃんとしたってなんだ?)本を読むのが怖くなってしまったという気持ちも無きにしも非ずな読書体験だった。(最近は特に固有名詞や作中情報、台詞などを長期的に覚えておくことが出来なくて老化を感じる。別に、全然記憶力に自信があるタイプの……いや、むしろ自信が無いタイプの人間ではあるのだが……)話がぐわんぐわん脱線した。

 

意欲的な人間になりたいという意思は常々持っているのだが、それもここ数年ずっと燻ってる、とりあえずそう思っておけばマシじゃね?みたいな、お守りみたいな気持ちに成り下がってしまって久しい気がする。

僕はだらだらするのが好きで、インドアで、特に人間嫌いで、でもそれは決して人間全員が嫌いということじゃなく、波長が合って仲良くしてくれるひととは積極的に関わっていきたいという都合の良さが全面に出たタイプの人間なのだが、その二律背反性とでも言うのか、まぁ別に普通のことなのだろうが、他人に対しての対応の一貫性とかを考えていたら仲良くしてくれるひとたちとの関わり方がわからなくなってしまって、「あぁ僕って不器用だなぁ」なんて思いながら自分可哀想モードに突入して行き過ぎた自己憐憫に浸っていられたらただの笑い話になるのだが、割と深刻なエラーとして脳内に出力されているらしく、なんかその辺が自分で自分の精神をじわじわ蝕んでいるような気がしてはいる。実生活で関わらなきゃいけないひとと接したときに生じるストレスも多分にあるとは思う。僕は割と他人への興味が強い人間だった自覚はあるのだが、ここ数年で一気にそれが失せてきて、幸いにもあまり深刻に考えないようになっていたのだが、まぁ相手からアクションされる事案になると無力感を覚える。自分はそうしないようにしようと思って、でも不意に距離感を見誤って自分がアクションする側になってしまって、それが負の連鎖を呼ぶ。僕は常々インターネット環境がある山奥で誰とも直接的に関わらずに孤独に暮らしたいという願望を抱いているのだが、なんだろう、相手が、というより、自分が他人を不快な気分にさせたくないという気持ちが源泉になっているのだろうか。とことん自分に甘い見立てだが、無きにしも非ずといったところか。まぁ、例えば電車内とかメシ屋とかで近くにいる赤の他人が僕をイライラさせるといったことの方が圧倒的に多いのだが。(パーソナルスペースが広い、クチャラーを親の仇のように憎んでいる、等の例が挙げられる)

 

といったようなことをずらずら書いてみて、別に対策を立てたり改善したりといったことが出来るような事柄でも無いような気がするしチラシの裏だなぁって感じがするけど、普通に生活してると、僕みたいに対人関係において神経質だろう人間は基本的には精神が上向くようなことはあんまり無いんだろうなぁみたいなことを思ったりもする。だからこそエンタメ作品を摂取することでカンフル剤としたいのだが、それも博打みたいなものだ。昨夜観た映画はとても良かったのだろうが、僕はあまり良さを見出せなくて、何よりとても衝撃的な終わり方をして呆気に取られてしまったせいで何を思えば良いのかわからなくなってしまった。まぁ、それも圧倒的にそういうことの方が多い。こころが沸き立つような強烈な読書、視聴体験というのは得難いものだ。クリストファー・ノーランの映画を観たり観直したりした方が有意義な気がしてきたのでしようと思います。雑に自己解決してしまって自分にめっちゃ呆れてるのがジャスト今だが、まぁそれはそれとして。

 

機動警察パトレイバー 劇場版 [Blu-ray]

機動警察パトレイバー 劇場版 [Blu-ray]

 

最近読んだ本でも雑に紹介しようと思ったが「これ!」という本が無かったので観た映画を紹介してお茶を濁す

まぁ今更感あるとは思うが、最近ようやく観たんですよパトレイバー

OVAに新旧版があったりテレビシリーズも幾つかあったり劇場版も沢山あって実写版もあるのでどれから手を付ければ良いかわからなかったので押井守が監督してるやつを重点して摂取した。つまり旧OVA版と劇場版1と2。押井守の映画は『イノセンス』とか『スカイ・クロラ』とかは観たけどあまりピンと来なくて、だから評判の良いやつをちゃんと観ようと思ったのでこのチョイスになった。ネトフリとかアマプラに並べばビューティフルドリーマーも観たいんだけど、TSUTAYA行った方が早いのかもしれない。

いやぁ、良いですね、パトレイバー……。

個人的に一番気に入ったのは劇場版1。エンタメ作品として完璧な構成だったように思う。あとエヴァ以前のアニメと言われても出典調べなかったら信じられないかもしれないと思った。とても面白かった。劇場版2も翌日くらいに観たけど、こっちも良かった。お話の構成としては1の方が上手くまとまっていたように思うけど、モチーフというか、まぁ、柘植さんよね。こういう悪役はとても良いと思うし、何らか自分の中で落とし込めていきたいと強く思った視聴体験だった。

そんなところだろうか。

とても散文的な記事になってしまったが、まぁ、こんなもんだろう。

とりあえず今は「僕が最高だと思える最高のヒロイン」をずっと考えているので、それを形にしていきたいと思う。7月8月あたりを目処に長編を完成させてどこかしらに応募したいのでね、それを目指してやっていこうと思うんですけどね。頑張りたいですね、ホントに。