Yellow Green Mechanical

八神きみどりが文章を書くブログです。主に読んだ本や、観たアニメや映画の感想を備忘録として綴ります。

2021年7月21日(水)の気持ち

小説を書いている。

ずっと書いている。

 

いや、ずっと書いているというと流石に語弊がある。

書いていない時間の方が流石に長いし、何より我が家にはゲーミングなPC(一般的にそれはキーボードや本体、場合によってはマウスまでもが1680万色に光ることで知られている)を迎えて、過去にはダークソウル3ダークソウル3などをプレイすることに時間が使われており、それに比べたら小説を書いている時間というのは本当に僅かな時間で、いや、どう考えても小説を書いている時間の方が長いんだけど、まぁそういうアレがあって小説を書くことだけに専念できていないんじゃないかという疑念は常に己に向けられている。自己監査機関ということだ。どういうことだ? ともあれ小説を書いている。今はまた別のゲームをちょっとずつやっているが、基本的には小説も書いている。書きたいと思っている。

 

書き始めたのは昨年の11月だった。

百合文芸という賞には毎年応募しようとしている。第1回は原稿を完結させられず、その後に完成させて投稿した。第2回は2作完成させて両方とも応募できた。どちらも入賞はしないと思っていたが、そういう心意気で応募した原稿というのは入賞したりはしないもので、どちらも落選した。僕はこういうコンセプトが決まった賞では必ず遠からず近からずみたいな小説を書いて応募し、実力不足かカテゴリーエラーか、はたまたその両方かは知らないが、まぁだったらコンセプトに忠実な小説を書けば良いんじゃないかとは思うんだが、僕の思い付く話というのはどこか着眼点がズレているらしく、コンセプトに忠実な小説というものに興味も抱けず、そういう自己矛盾と戦う日々が続いている。当然、今年の1月に締切を設けられた第3回にもそういう小説を応募しようとしていた。していた、という通り、僕は今回も原稿を完成させることが出来なかった。それから半年、僕は未だにその小説を書き続けている。どうしてこうなってしまったのか、頭を抱える日々も続いている。

 

当初は6万字ほどの中編を書こうとしていた。

1月末日、僕は死ぬ気でその原稿を完結させるために書いていたが、8万5千字に届こうかというところで、2万5千字もオーバーしておきながら、この小説はここで完結しないということを書きながらにして確信し、その日だけで2万字も書いておきながら、締切の2時間前ほどにこころが折れてキーボードを叩く手が止まった。軽い推敲、あらすじの用意、それと何よりタイトルの決定(僕は書いた小説のタイトルを決めるのが致命的に苦手だ)を考慮したタイムスケジュールだったはずなのに、それは終ぞ完成せず、2月が訪れた。

 

今、この小説の字数は13万5千字を超えている。

どうしてこんなことになったのか。

 

ともあれ、13万5千字を超えていることからもわかる通り、この小説はさすがに最終盤を迎え、そろそろ完成しようとしている。色々リアルの方が立て込んだりしていて今月中の完成は難しいかもしれないが、完成したらカクヨムなどに投稿していこうと思っている。思うのは無料なので、完成すれば良いと思っている。僕は2016年から先、長編小説というものを完成させられてこなかったので、そうなれば嬉しいと思っている。切実にそう思っている。また賞投稿もしていきたいとは思っているので。

 

納得のいく小説が書きたいと思っている。

納得のいく小説が書きたいと、思い続けている。

この小説がそうなってくれれば良いと思っているし、そうなるように考え続けている。ゲームは楽しいが、与えられる体験を楽しむのと、体験を与えたいという欲求は全然違う。他人に対しての配慮や影響も大事だが、まずは自分自身、胸を張って発表できる小説を書きたい。自分の全力が受け入れてもらえなかった時の想像はとても怖いけれど。

 

小説を書くのが年々難しくなっている。

ダークソウル3はさすがにもうやっていないが、来年1月に発売するエルデンリングを万全に楽しむためにも、小説を書いていきたい。

 

書き上げたら読んでほしい。

読んで、何かを思ってくれたら本当に嬉しいと思っている。

 

自分を鼓舞するために久々に記事を書いたけど、思ったよりしょうもない内容になってしまって苦笑いしているが、まぁそういうのも良いんじゃないかと思っている。ここは僕のブログなので。